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パッチワークの基礎のキソ 第2回 布に印をつける

キルトジャパン2019年4月号から連載した、「パッチワークの基礎のキソ」では、

パッチワークの初心者や、基礎を復習したい経験者に向けて、矢沢順子さんにパッチワークの基礎を教えてもらいました。

連載の内容を少しずつお届けします。

第2回 布に印をつける


1、布の裏への印つけには油性ボールペン(5mm)を使用。滑りが良くはっきりとした線を引くことができ、表に染み出てくることもありません。(薄い布は試し書きをしてから使います)。布の表への印つけにはフリクションのボールペン。線を消す時はアイロンを当てます。(濃い色の布は白く線が残ることがあるので試し書きをしてから使います)。鉛筆やシャープペンシル又はクルトガを使う時は、芯が柔らかい2Bを使います。布の織り目に引っかからないように芯は太さ7mmを選びます。手芸用の印つけ用シャープペンシルでもOK。濃い色の布にはアイロンチャコペンを使うと白く見やすい線を書けます。

 


2、布にアイロンを掛けて地のしをします。チェック柄は歪みが出ないよう特に注意し、歪みが強い場合は霧吹きを使いましょう。

 

3、和布や薄手の布、オーガンジーなどの裏には、薄手の接着芯を貼ります。和布の場合はドライの中温、コットンの場合は高温でしっかり接着します。

 

4、やすりボードの上に布を載せ、その上に布目に注意して型紙を載せて印をつけます。基本的に直線部分は地の目を通します。カーブ部分はできるだけバイアスで裁ち、合印もつけます。


5、通常の布をピースワークする時は基本的に7mmの縫い代をつけます。カーブやアップリケの縫い代は3mmが目安。ほつれやすい布は縫い代を多めにとります。

 


6、仕立てで縫い合わせる部分は2cm程度を目安に、縫い代を多くつけます。











キルトジャパン編集部

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・キルトジャパン編集部

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