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下準備の仕方

2021.05.12
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下準備は、描く素材によって異なりますが、木、布、ガラスの下準備の手順をそれぞれ紹介します。

木製品の下準備


①サンディングパット(粗目から細目)で木目にそって全体にサンディングします。


②タッククロスで木の粉をふき取ります。タッククロスは、袋に入れたまま持つようにすると手がべたつきません。


③シーラー(下地剤):水=1:2の割合で紙皿にとりスポンジブラシで混ぜ、牛乳くらいの濃さにします。


④木に3をたっぷり含ませる要領で、何回もスポンジブラシで塗ります。塗りにくいところから塗るのがコツです。





⑤乾燥させます。自然乾燥だと7、8時間(急ぐときはドライヤーでもよいですが2時間くらい)はおきます。






⑥再び表面がつるつるになるように細目でサンディングします。特にコーナーとエッジなどはていねいにかけます。






⑦タッククロスで木の粉をふき取ります。






⑧下地のできあがりです。



布の下準備

水洗いをして糊やほこりをきれいに落とし、布目をまっすぐにこれ以上縮まないように地直しをします。



缶・ガラス・陶器の下準備

よく洗って脂肪分を落としておきます(但し、レモンやライムの入った洗剤は使用しないこと)。身の回りにある缶は、ほとんどがペイントされて仕上げ剤が塗ってあります。それをサンドペーパーで軽く落とし、さらに絵の具がのりやすくなるように、サンディングします。

KilnArt編集チーム

ライタープロフィール

日本キルンアート協会 STAFF・KilnArt編集チーム

日本キルンアート協会 STAFFは、KilnArtの様々なクラフトの講座企画や商品企画を通じ、作家やメーカーなどとのネットワークが自慢のチームです。
これまでの知識や実際の作品制作も手掛けてきた経験をもとに、皆さまにKilnArtの愉しみを紹介していきます。

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