電気炉ってどんなもの?
2021.02.16
電気炉とは
電気炉は、作品制作する際の焼成に必要な専用の窯(窯)です。英語ではKiln(キルン)と言われ窯を使って創作するクラフトを総称してKilnArtと呼んでいます。
それぞれの作品(クラフト)によって焼成する温度も異なり、電気炉は用途に合わせた様々なタイプがあります。
窯というと薪材窯や石炭窯など大きな設備を想像されるかもしれませんが、電気炉は家庭用電源で使用できるので、たくさんの愛好家の方が個人で楽しんでいます。
電気炉は、よく知られている絵付けや陶芸、その他にもガラス工芸、七宝焼、純銀粘土(シルバークレイ)などでも使用され、電気炉1台でさまざまなクラフトが楽しめます。
日本ヴォーグ社では、和洋絵付け、ポーセラーツ、ガラスフュージング、レースドールなど電気炉を使って楽しむさままざまなクラフトの教室や資格認定、材料の販売を行っています。
例えば上絵付け
有田焼や九谷焼、ヨーロピアンチャイナペインティングや転写紙を使用したポーセラーツなどは上絵付と呼ばれ、電気炉を使って~約800℃の温度で作品を仕上げていきます。
便利な焼成器具
作品の形状や作品数によって、効率的に焼成するために焼成器具を使います。
KilnArtを楽しみませんか
先にお伝えしたとおり電気炉1台でさまざまなクラフトが楽しめます。KilnArtは特別なものではなく、どなたでも楽しめるものです。是非その楽しみを覗いてみてください。
ライタープロフィール
日本キルンアート協会 STAFF・KilnArt編集チーム
日本キルンアート協会 STAFFは、KilnArtの様々なクラフトの講座企画や商品企画を通じ、作家やメーカーなどとのネットワークが自慢のチームです。
これまでの知識や実際の作品制作も手掛けてきた経験をもとに、皆さまにKilnArtの愉しみを紹介していきます。