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【編み物本】手あみのすべて<秘訣と要点>目次紹介【復刻本】

2022.07.21
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こんにちは!新入社員の山本です。


今年の夏は35度を超える猛暑日が比較的少ないので、暑がりの私は助かっています!


手あみのすべて<秘訣と要点>

手あみのすべて<秘訣と要点>


さて、今回ご紹介するのは「手あみのすべて<秘訣と要点>」という、オリジナルが1973年に発行されて何度もリメイクされた名著です。


現在リクエストの声にお応えし、復刻本の予約販売が行われているので、既にチェックしていただいた方もいらっしゃるかと思います。


復刻本の予約販売は、絶版となってしまった編み物技術本を「オンデマンド印刷」という方法で1冊から印刷してお届けするサービスです。


電子書籍もよいけれど、実際に本を手に取って見たいという方におすすめです!


本書は編んでいる際に無意識にやっていること、疑問に思っている事、そのすべてに応えようという当時の編み物本編集者入魂の1冊。


「模様をはっきり見せたいとき」「素材のおもしろさを生かしたいとき」「要領よく模様を選ぼう」など普遍的なテーマを中心に展開しています。


他にも糸分量の見積もり方、左利きのひとのためのページ、糸の知識など、よりよく編んでいくための指南書とも言えます。


この記事では「手あみのすべて<秘訣と要点>」の目次の内容をご紹介します!


販売ページでは立ち読みもできるので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね!


手あみのすべて<秘訣と要点>

目次紹介

実際の本では、今回ご紹介する各項目の下にもさらに細かく目次が分かれています。

本の内容のイメージを掴む参考にしていただけると嬉しいです!

1.素材と編地の選び方

この糸はどんな編み地にしたら良いのか。この編み地はどんな糸で編むと見ばえがするのかの研究。


1. 模様をはっきり見せたいとき

2. 素材のおもしろさを生かしたいとき

3. アウトウエアに向くかっちり調のとき

4. 変わった色や質感を生かすとき

5. 要領よく模様を選ぼう

6. どの位糸を買ったら良いか…糸分量の見積り方

7. 左ききの人のために

8. 知っていれば便利な糸の知識


2.作り目のすべて

出だしでつまずいては大いに損をする。作り目を自由に選べる知恵をつけるために。


<鈎針編>

1. 最初の目の作り方

2. 作り目数の決め方

3. 心配な作り目の長さ

4. 立ち上がりは1目と数えるかどうか

5. 作り目の拾い方…使い分けがポイント

6. モチーフなどで輪を作るとき

7. ネット編のとき

8. ブリューゲルのとき

9. 鎖の逆目はとける

10. 別糸の作り目

11. 作り目の鎖が不足したとき


<棒針編>

1. 鈎針使用の作り目

2. 棒針使用の作り目

3. 1目ゴム編の作り目

4. 2目ゴム編の作り目

5. 注意…棒針編の作り目は1段と数える


< アフガン編>

1. 作り目は2種類ある

2. 拾い目は薄く拾い出すのがコツ

3. 目数は編み地と同数または1目少なく

4. 作り目の鎖が不足したとき


3.編み目全科

編み目はことばでもある。


< 鈎針編>

1. 鈎針編は鎖から始まり鎖に終わる…正しい鎖の編み方

2. 必ず使われる細編と長編…正しい編み方と間違った編み方

3. 編み目の高さは立ち上がりでつける

4. ぜったい守ってほしい編み地の回し方

5. 立ち上がりはいつ編むか

6. 規格通りにはいかない立ち上がりもある

7. これで決まる編み地の輪郭線…左端目の拾い方

8. これほどくせがあろうとは…編み目の表情


< 棒針編>

1. 棒針編はメリヤスから始まりメリヤスに終わる…目のかたち

2. フランス式とアメリカ式…表目、裏目の編み方

3. 普通は端から端まで編む

4. 端をそのまま使うときはすべり目


< アフガン編>

1. アフガン編はプレーンから始まりプレーンに終わる

2. 間違いやすい裏目の編み方

3. 左端をきれいに編むテクニック…ベテランは使い分ける


< 鈎、棒、アフガン>

間違いやすい、むずかしい、ややこしい、やりにくい、編み目のいろいろ

1. 玉編み目

2. パプコーン編み目

3. 交差編み目

4. 引き上げ長編み目

5. 玉編と変わり玉編

6. 編み出し増し目

7. 目通し交差

8. 引き出し交差

9. ねじり目


4.編み地の徹底した研究

編み地はおしゃべりをします。その話術を知ったなら、あなたも編み地と楽しく語り合うことができます。


1. 弘法筆を選ぶ…糸と針の選び方

2. 記号図は編み目の文字…記号図の見方

3. 良い編み地、悪い編み地

4. 長い短いを自由に修正…編み地の切断とつなぎ方

5. おろそかに出来ない糸の替え方(鈎針編、棒針編、アフガン編)

6. ナゾの見破り方…ウルトラCの模様編


5.増減目の急所

増減目を恐れてはいけない。いろんな増減目を知ることが作品を作る大きな自信となります。


1. どんなところにどんな増減技法を使ったらよいか…技法のインデックス

2. 美しく編めて始末しやすい減目

3. 目立たずつれない増し目のしかた

4. 引き返しは一番間違いが多いところ…あなたの技法は間違っていませんか

5. 時と場合によって適切な技法を使いこなすために…増減目の応用問題


いかがでしたか?本の内容のイメージを掴む参考にしていただければ幸いです。


実際の目次では、さらに細かい項目分けがされています。


立ち読みできる目次ページもあるので、ぜひ見てみてください!



本書「手あみのすべて<秘訣と要点>」は、手づくりタウンにて復刻本の予約販売が行われています(販売ページはこちら)。


気になる方はチェックしてみてくださいね!


参考書籍

株式会社日本ヴォーグ社「手あみのすべて 秘訣と要点」






アミモノ

ライタープロフィール

編み物チーム中の人・アミモノ

編み物ネタのみ。東京都編み物区在住で編み物本の編集業務に携わる人畜無害な編み物の妖精という設定でどうぞよろしくお願いします。編み物の編み物による編み物のための世界構築を目指し奮闘中

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