図案写しのポイント
今回のテーマは「図案写しのポイント」。
フランス刺しゅうでは、図案写しがとっても大切。
正確に写すように心がけましょう。
図案写しに必要な道具は
・トレーシングペーパー(ペンやシャープペンシルで図案を写しておきます)
・手芸用複写紙(片面)
・まち針
・トレーサー(色の出なくなったボールペンで代用可)
・セロファン
です。
トレーサーの先はとがっていて細いものがおすすめです。
布に、トレーシングペーパーをまち針でとめます。
左辺と上辺をとめるのがポイント。
チャコ面を下にして、布とトレーシングペーパーの間に手芸用複写紙をはさみます。
トレーシングペーパーが破れないように、上にセロファンを重ねてトレーサーで図案をなぞります。
布目が粗い布は、力を入れて写すのがおすすめ。
一気に描こうとせずに、ちょこちょこと少しずつ写すと確実に写せます。
直線や円の部分は、定規を使って。
ここで正確に図案を写すことで、仕上がりがぐっと綺麗になりますよ。
グレーの手芸用複写紙は、布が汚れにくく、濃色・淡色どちらの布にも使えるのでおすすめです。
写したあとで、部分的に描き足したい時は、水で消える印つけペンがあると便利。
サテンステッチやロング&ショートステッチの方向線を描くのにも使えます。
※手芸用複写紙や印つけペンで描いた図案線は、熱を加えると消えにくくなることがあります。必ず図案線を消してから、アイロンをかけるようにしましょう。
ライタープロフィール
Editor・ステッチイデー編集部
刺しゅう誌『ステッチイデー』編集部です。刺しゅう全般、クロスステッチが大好き。