九谷焼の金襴手は、本金を用いた「華やかさ」に特徴があり、明治以降の再興九谷の中で最も中心的な絵付技法です。1900年代初頭にはヨーロッパでの万国博覧会で大好評を得て海外にも数多く輸出されました。現在では希少な技法になりつつあり、その価値が高まっています。 カリキュラムでは、洋絵具を用いて花鳥画や人物画を彩色し、さらに本金を使って仕上げる色絵金襴手技法、伝統の装飾技法である「花詰(はなづめ)」「青粒(あおちぶ)」などを習得し、デザインや図案構成も学びます。規定のカリキュラムを修了し、その技術を正しく人に伝えることができる方を講師として認定しています。
資格について
教室紹介
九谷焼上絵付 色絵金襴手(いろえきんらんで) 九谷焼の金襴手は、本金を用いた「華やかさ」に特徴があり、明治以降の再興九谷の中で最も中心的な絵付技法です。1900年代初頭にはヨーロッパでの万国博覧会で大好評を得て海外にも数多く輸出されました。現在では希少な技法になりつつあり、その価値が高まっています。 本講座では、洋絵具を用いて花鳥画や人物画を彩色し、さらに本金を使って仕上げる色絵金襴手技法、伝統の装飾技法である「花詰(はなづめ)」「青粒(あおちぶ)」などを習得し、デザインや図案構成も学びます。
監修
高 明(たか あきら)(光崖(こうがい)二代) 九谷焼技術研修所名誉講師。長年にわたり、数々の展覧会にて数多の賞を受賞。九谷焼色絵金襴手の名匠。1993年、米国ワシントン スミソニアンサックラ美術館に作品が永久保存となる。2005年、秋の叙勲 瑞宝単光章 受賞。日本工芸会正会員、伝統工芸士。
講師
高 聡文(たか そうぶん)(光崖三代) 九谷焼上絵付の名工の家系に生まれ、1961年大阪芸大を経て九谷焼技術研修所で学ぶ。以後、名工 北出不二雄氏、竹腰潤氏に師事。日本新工芸展 初出品初入選、日展 初出品初入選 以後8回入選。2010年、日本伝統工芸展入選。伝統工芸制作集団「九谷塾」塾長としても国内外に作品を発表する。司馬遼太郎記念館 記念品「菜の花鉢」製作。