今月のキルトギャラリー(7月号)
概要|Overview

今回のテーマ『小関鈴子の世界』
毎回異なるテーマごとに、見ごたえのある素晴らしい大作のキルトをご紹介する本コーナー。キルトジャパンWEBでは、本誌で見られなかった作品の部分アップの画像を特別にご覧いただけます。クリックでアップ画像がご覧いただけます。
髙橋綾子『SAMPLER4』
204 × 178 cm
【コメント】La clochetteのお教室で毎月のパターンを作りため、つなげてサンプラーに仕立てました。この作品で4 枚目になります。中世ヨーロッパの彩飾写本に憧れてアップリケと刺しゅうを加えました。
【プロフィール】長野県在住。文化服装学院デザイン科卒。グラフィック会社、水着用生地会社勤務を経て現在に至る。ハーツ&ハンズ、キルト塾、La clochette 在籍。
【テクニック】ハンド・ミシンピーシング、ハンドアップリケ、ハンドキルティング、刺しゅう
【素材】コットン、刺しゅう糸
【参考】La clochette の毎月パターン
【指導】小関鈴子
森美由紀『Corn&Bread』
200 × 200 cm
【コメント 】日本、アフリカ、ラオス、アメリカなどの古い生地や、愛用していたデニム、インテリアファブリックを使い、国や時代の融合をイメージしました。古典的な刺し子図案をキルトラインに引用し、簡素さ、繊細さ、力強さを表現しています。
【プロフィール】愛知県在住。キルトショップDISSE を経営(2009 年閉店)。ヴォーグ学園にて小関鈴子氏に師事し、2007 年よりLa clochette に在籍。2009 年よりヴォーグ学園名古屋校にて講師を務めている。
【テクニック】ハンド・ミシンピーシング、ミシンキルティング
【素材】コットン
【指導】小関鈴子
宮原秀子『Flower’s Factor y2』
230 × 195cm
【コメント】毎年赤1 色でお花のイラストを年賀状に描いていました。それをまとめてデザインし、アップリケや刺しゅうを足してキルトに仕立てました。制作は4 年ほどかかりましたが、その過程を思い出しながらの制作は楽しい時間になり、大切な宝物になりました。
【プロフィール】埼玉県在住。2000 年よりハーツ&ハンズで学
び、2008 年よりLa clochette にて小関鈴子氏に師事。キルト日本展、IQA、東京国際キルトフェスティバル、インターナショナルキルトウィークキルトコンテスト等で入賞、入選。
【テクニック】ハンドピーシング、ハンドアップリケ、ハンドキルティング、刺しゅう
【素材】コットン、刺しゅう糸
【指導】小関鈴子
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白藤惠『ボルチモア アルバムキルト』
202 × 202cm
【コメント 】はじめてのボルチモアキルトをアンティークの伝統的な色彩とは変えて作りたいと思い制作。あまり使うことのないピンク系をメインに、大好きな黒、水玉、英字の布を使って自分らしく表現しました。
【プロフィール】三重県在住。「大草原の小さな家」を見たときからキルトに興味を持ち、自己流で始める。その後、近くの教室に通い指導員資格を取得。小関鈴子氏のスクラップキルトに憧れLa clochette に在籍し現
在に至る。
【テクニック】ハンドピーシング、ハンドアップリケ、ハンドキルティング、刺しゅう
【素材】コットン、刺しゅう糸
【参考資料】TheSamuel Williams Quilt PATTERN SET
【指導】小関鈴子
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