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パッチワークの基礎のキソ 第3回 ピースワークをする

キルトジャパン2019年4月号から連載した、「パッチワークの基礎のキソ」では、

パッチワークの初心者や、基礎を復習したい経験者に向けて、矢沢順子さんにパッチワークの基礎を教えてもらいました。

連載の内容を少しずつお届けします。


第3回 ピースワーク



1、用具を準備します。おすすめの針は、ピースワークには9~10号の針で、アップリケには一般的な針より短くキルティングにも使える12号の針。短い針を使うと細かい縫い目で縫いやすいのでおすすめです。糸通し、糸切りばさみ、ピンクッションも準備します。


2、基本となる四角つなぎで説明します。まち針は、縫う時に邪魔にならないよう短めのものを使います。カットしたピースを中表に合わせ、線上にまち針を打ちます。まず両端を先に打ち、次に真ん中に打ちます。縫う距離が長い場合はさらにその間にまち針を打ちます。


3、指ぬきをして運針で線上を細かく縫います。最初と最後は一針返し縫いをします。縫い代部分を縫い切る「縫い切り」と、縫い代部分を縫わない「縫い止まり」があり、基本的には縫い切りますが、ピースをはめ込んで縫う時などは縫い止まります。今回は四角つなぎなのですべて縫い切ります。


4、縫ったらきせがかからないように注意してしっかりと縫い代を倒します。縫った線上で折り、指でしごきます。糸をしごくことで縫った糸が均一になり、さらにきせを防止する役割もあります。その後、ピースを開いて表からしっかりとアイロンをかけます。



5、4を2枚作って中表に合わせて縫います。基本的には、縫い代は違う方向に(たがい違いに)倒します。


 



キルトジャパン編集部

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・キルトジャパン編集部

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