パッチワークの基礎のキソ 第5回 キルティングラインの印つけ
キルトジャパン2019年4月号から連載した、「パッチワークの基礎のキソ」では、
パッチワークの初心者や、基礎を復習したい経験者に向けて、矢沢順子さんにパッチワークの基礎を教えてもらいました。
連載の内容を少しずつお届けします。
第5回 キルトラインの印つけ
1、 印つけにはアイロンで消せるフリクションボールペンが便利。濃い色の布にはホワイトマーカー。太さ0.7㎝の2Bのシャープペンシル(クルトガ)を使う時は、粉が飛んで自然に消えるよう、力を入れずに薄く描きます。直線の場合は定規を準備します。
2、 直線を引く時は長めの定規がおすすめ。縫うと多少のゆがみが出ますが、そういう時は角と角が合うように調整しながら線を引きます。下にやすりボードを敷くと布が動かずきれいに描けます。
3、 図案を写す時はライトテーブルを使います。ライトテーブルの上に図案を載せ、その上に布の表が上になるように置いて写します。できるだけ一筆書きで描くときれいに描けます。
4、 キルティングラインの図案通りにカットしたパターンシートで印をつけることもできます。アップリケの型紙を作った時と同じ要領で型紙を作り、表布の上にのせて図案を描きます。
5、 濃い色の布にはアイロンチャコペンが便利。描いてしばらくすると線が白く浮き上がります。アイロンをかけて印を消します。
6、 キルティングラインの印つけができました。
ライタープロフィール
・キルトジャパン編集部