『私をときめかせる服』
2022.10.31
大好評『私が自然体でいられる服』に続く、
遊布工房 斉藤美紀子さん(@yuu.kou.bou)による
著書第二弾『私をときめかせる服』です。
一見シンプルで飽きのこない普遍的なデザインながらも、ラインにちょっとトレンドを効かせていたり、着心地の良さ、作りやすさを追求した、他にないデザインが魅力。
ミセス世代がさりげなく、カッコ良く、日常をときめかせてくれるようなオールシーズン活用できるお洋服をバラエティ豊かに計21点掲載しています。
こちらは左肩部分が切り替えになった、スタンドカラーのキャップスリーブワンピース。
お好みで、ブラウスやチュニックにしても素敵です。
ボトルネックブラウスとワイドパンツのセットアップ。
見返しや芯貼りなどもなく、三つ折りで始末する簡単仕立てです。
ドルマンスリーブのチュニック。
こちらは刺繍生地で作る春夏用、本誌ではウールエターミンで作る秋冬用(マフラー付き)も提案しています。
ドロップショルダーのデザインで、春夏用は袖口の切り替えあり、秋冬用は袖つけ無し(前・後ろ身頃各1枚)で作れます。
ストンと着るだけでサマになるジャンパースカート。
箱ポケットのつけ方は、初めて挑戦する方にも作りやすいように工夫されています。
パンツは、ワイドパンツ、裾ギャザーパンツ、テーパードパンツの3種類。
特に、ウエストも裾も三つ折り始末で作れる「ワイドパンツ」は初心者の方にもおすすめです。
ヨーク切り替えスカートは、切り替え下のスカート部分がボックスプリーツになっていて、ウエストがゴムでも、腰まわりがすっきり見えるのがポイント!
さっと羽織るだけでスタイルが決まるロングジレ。
脇の切り替えを利用して、左右に2ヵ所ずつスリットが入っています。
ツイードとニット地の異素材の組み合わせが楽しいバルーンシルエットのプルオーバー。
肌寒い日のアウターとしても重宝します♪
シンプルなノーカラーコートには、起毛加工が施されたウールリネンの千鳥格子を使用。無地で作っても素敵です☆
作品の難易度は易しいものばかりで、ソーイングが初めての方でも作れるよう、作り方は分かりやすく丁寧に解説。
S・M・L・2L・3Lサイズの実物大型紙3枚つき。
『私をときめかせる服』はこちらから→
■著者プロフィール
遊布工房 斉藤美紀子(@yuu.kou.bou)
『遊布工房』主宰。1955年 大阪生まれ。大阪芸大短期大学部デザイン科卒業。アパレルのデザイナーとして勤務の後、結婚・出産を機にパタンナーとして独立。ご主人の転勤で山梨へ移り、1995年セミオーダーと生地の店を始める。1999年店名を『遊布工房』に変更し、現在に至る。流行を追わず、年齢を問わず、長く着ていただけるよう、デザインはシンプルに。その分、シルエットや着心地の良さにこだわった作品提案を心掛けている。著書に『私が自然体でいられる服』(日本ヴォーグ社)がある。
生地とパターンのお店 遊布工房 yuukoubou
https://www.yuukoubou.jp/
ライタープロフィール
・ソーイングチーム編集スタッフ
日本ヴォーグ社ソーイング本の編集者たち(20~40代)。