用具・材料
作品をつくる時、ソーイングボックスに揃えておきたい用具はこれ! 便利な用具が出まわっていますが、まずは学校の家庭科のお裁縫道具に入っていたものを目安に揃えます。ご自分で作品づくりをされていくうちに、必要なものを増やしていくと良いでしょう。あるものを代用する、これも用具を使う上で大事なポイントです。
リッパー/目打ち
目打ちは角を整えたり、失敗した縫い目をほどいたり、ミシンがけの時に布を押さえたり、とソーイングには必要不可欠な道具です。
「基礎シリーズ ソーイング」日本ヴォーグ社刊
「ソーイングpochee vol.1」日本ヴォーグ社刊
「Start Series はじめてのパッチワーク 四角つなぎ」日本ヴォーグ社刊
「Start Series はじめてのパッチワーク ハワイアンキルト」日本ヴォーグ社刊

布
木綿(コットン)
吸湿性、保温性に優れた扱いやすい布。繊維が強いので、洗濯、漂白が簡単にできるが、シワになりやすい。ドライクリーニングが必要なものもあるが、アイロンは通常高温のスチームアイロンで。
麻(リネン)
サラサラした肌触りで、放熱、放湿性に富む。丈夫で長持ちするので、衣類だけでなくキッチンクロスのようなリネン類にも使用される。洗濯は家庭用の漂白剤はさけ、水洗いがおすすめ。アイロンは霧と高温スチームで。
絹(シルク)
なめらかな感触と光沢が魅力。摩擦に弱く、水分を含んだ状態で摩擦をするとけば立つので、ウォッシャブル以外は水洗いをさける。紫外線に当たると黄色に変色し、水分を与えるとシミになり縮むので保管には注意が必要。アイロンはドライの中低温で。
毛(ウール)
主に動物の毛から取った繊維で、伸縮性、弾性、保温性に富んでいる。水分を含ませこするとフェルト化する。アイロンは当て布をしてスチームの中温で。
~ 素材
レーヨン
絹に似せてつくられた再生繊維で、絹に似た美しい光沢や感触が特長。吸湿、放湿性がよく、熱に強いが、水分を含むと強度が低くなるほか、部分的に水にぬれると汚れが残ることもある。アイロンはスチームで中温かドライで低温。
ポリエステル
摩擦や強度に強く、耐久性に優れている。水洗いでき、速乾性もあり、シワになりにくい。吸湿性が低いので、水にぬれても乾きやすいが、静電気が起きる。テカリ防止のためアイロンは当て布をする。
ナイロン
弾力性に富み、強度が高い。日光に当たると黄変するので、陰干しする。伸縮加工しやすいので、ストッキングや水着などに用いられる。アイロンは低温で。
アクリル
ウールに比べ摩擦に強く耐久性、耐光性に優れている。吸湿性が低いので、水にぬれても乾きが早い。アイロンは高温にすると溶けることがあるので低温で。
ポリウレタン
引っ張ると伸びるゴムのような性質があるので、混紡のストレッチ素材に利用される。水洗いの場合、優しく手洗いか、洗濯機はネットに入れる。スチームアイロンはさけ、ドライの低温で。
布の種類:デニム、キルティング、コーデュロイなど
ミシン糸:30番
ミシン針:14号
適したミシン目:3~2.5mm
~普通地
布の種類:ブロード、シーチング、ギンガムなど
ミシン糸:60番
ミシン針:11号
適したミシン目:2.5mm
~薄地
布の種類:オーガンジー、ローン、ボイルなど
ミシン糸:90番
ミシン針:9号
適したミシン目:2~1.5mm
ミシン針と糸の関係
ミシン

アイロン


1【リッパー】

2【手縫い糸】
はさみ:布切はさみ/糸切はさみ/紙切はさみ

1【しつけ糸】

2【手縫い糸】

3【ミシン糸】
糸:しつけ糸/手縫い糸/ミシン糸

1【まち針】

2【縫い針】

3【ミシン針】
針:まち針/縫い針/ミシン針
定規

メジャー


1【チャコペーパー】

2【ルレット】

3【チャコペン】

4
印つけ:チャコペーパー/ルレット/チャコペン

1【布切はさみ】

2【糸切はさみ】

3【紙切はさみ】