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チャイナペイント
有田上絵付
美しい白地に映える、とりどりの色絵 日本でもっともはやく陶磁器づくりがはじまった佐賀県の有田地方では、器を美しく装飾する上絵付けの技術も多様に発展してきました。 17世紀半ばに酒井田柿右衛門によって開かれた「柿右衛門様式」の器は、有田の磁器の特徴である青みがかった美しい白地をいかした、余白の多いデザ...
上絵付け(うわえつけ)
色彩と細密な絵柄が織りなす華やかさ 釉薬をかけて焼成した陶磁器の表面に、絵柄を施すことを「上絵付け(うわえつけ)」といいます。 釉薬をかける前に絵柄を施す「下絵」に対して、釉薬の層の上から描くため「上絵」といわれます。 また、下絵付けは藍青で描かれるのに対し、上絵付けは多彩な色で描かれます。 チャ...
染付(そめつけ)
blue and white 下絵付けで描く、青と白の奥深い世界 染付(そめつけ)は、 磁器質の素焼きの素地に、呉須(ごす)と呼ばれる下絵の具で絵付けをし、その上から透明な軸薬をかけて焼き上げた陶磁器です。 白地に青い模様の陶磁器は、13~14世紀に中国の景徳鎮窯でさかんにつくられ、「blue a...
ヨーロッパ伝統の手描きの磁器絵付け「チャイナペインティング」
東洋の磁器への憧れからうまれた ヨーロッパ伝統の手描きの磁器絵付け 17~18世紀にかけてヨーロッパで人気を博した磁器。西洋では当時、製造できなかった白く透明感のある生地の器は、王侯貴族の間で珍重されました。主に中国から輸入された交易品であったため、磁器は「チャイナ」とも呼ばれます。 東洋の磁器...