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基本の編み方

メリヤス編み

表目だけの編み地です。表から編む段は表目、裏を見て編む段は裏目で、1段ごと交互に編みます。ここでは別鎖の拾い目から説明しています。

メリヤス編み

11段め(表を見て編む段)- 別鎖の裏山に針を入れて、糸をかけて引き出します。

21段め(表を見て編む段)- 同じ要領で1山から1目ずつ拾い目をします。

32段め(裏を見て編む段) - 記号図の反対の編み目(裏目)で編みます。糸を手前に置き、端の目に矢印のように針を入れます。

42段め(裏を見て編む段) - 右の針に糸をかけて、矢印のように向こうへ引き出します。

52段め(裏を見て編む段)- 糸を引き出し、左の針から目をはずします。

62段め(裏を見て編む段) - 次の目も同様に編みます。

72段め(裏を見て編む段)- 左端の目まで同様に編み、2段めを編み終えた状態です。

83段め(表を見て編む段) - 糸を向こうに置き、端の目に針を入れて糸をかけます。

93段め(表を見て編む段) - そのまま糸を引き出し、左の針から目をはずします。

103段め(表を見て編む段) - 次からの目も同様に編みます。

113段め(表を見て編む段) - 3段めが左端まで編めた状態です。

参考図書 - 「基礎シリーズ 新・棒針あみ改訂版」 日本ヴォーグ社刊

裏メリヤス編み

裏目だけの編み地です。表を見て編む段は裏目、裏を見て編む段は表目で、1段ごと交互に編みます。拾い目をして編む場合は1段めは表目で編みます。
ここでは別鎖から目を拾う場合で説明します。
裏メリヤス編み

11段め(表を見て編む段)- 1段めはメリヤス編みの1と同じ要領で編みます。

22段め(裏を見て編む段)- 糸を向こうに置き、端の目に針を入れます。

32段め(裏を見て編む段)- 針に糸をかけて手前に引き出します。

42段め(裏を見て編む段)- 同じ要領で左端まで編みます。

53段め(表を見て編む段)- 糸を手前に置き、目に向こう側から針を入れ、糸をかけて引き出します。

63段め(表を見て編む段)- 端の目が裏目で編めた状態です。次からの目も同様に編みます。

73段め(表を見て編む段)- 3段めが左端まで編めた状態です。

参考図書 - 「基礎シリーズ 新・棒針あみ改訂版」 日本ヴォーグ社刊

ガーター編み

表目と裏目が1段ずつ交互になった編み地です。表を見て編む段・裏を見て編む段とも表目だけで編みます。ここでは指でかける作り目からの編み方を説明します。
ガーター編み

11段め(表を見て編む段) - 指でかける作り目をします。

22段め(裏を見て編む段)- 編み地を持ち替えて、糸を向こうに置いて、目に手前から針を入れて表目を編みます。

32段め(裏を見て編む段)- 次からの目も同様に表目を編みます。

43段め(表を見て編む段)- 目に手前から針を入れて表目を編みます。

53段め(表を見て編む段)- 左端まで編みます。

63段め(表を見て編む段)- 同様に毎段表目を編みます。図は9段めの2目めを編むところです。

参考図書 - 「基礎シリーズ 新・棒針あみ改訂版」 日本ヴォーグ社刊

1目ゴム編み

表目と裏目が1段ずつ交互になった編み地です。表を見て編む段・裏を見て編む段とも表目だけで編みます。ここでは指でかける作り目からの編み方を説明します。
1目ゴム編み

1表を見て編む段 - 記号図の表目は表目で編みます。

2表を見て編む段 - 記号図の裏目は裏目で編みます。1目ごとに1・2を繰り返します。

3裏を見て編む段 - 記号図の裏目は表目で編みます。

4裏を見て編む段 - 記号図の表目は裏目で編みます。1目ごとに3・4を繰り返します。

参考図書 - 「基礎シリーズ 新・棒針あみ改訂版」 日本ヴォーグ社刊

2目ゴム編み

表目と裏目を縦に2目ずつ交互に編む編み地です。表を見て編む段、裏を見て編む段とも下の編み目と同じ編み目で編みます。
2目ゴム編み

1表を見て編む段 - 記号図の表目は表目で編みます。

2表を見て編む段 - 記号図の裏目は裏目で編みます。2目ごとに1・2を繰り返します。

3裏を見て編む段 - 記号図の裏目は表目で編みます。

4裏を見て編む段 - 記号図の表目は裏目で編みます。2目ごとに3・4を繰り返します。

参考図書 - 「基礎シリーズ 新・棒針あみ改訂版」 日本ヴォーグ社刊