「着回せる服、育てる服」発売しました
2024.03.08
『着回せる服、育てる服』が3月7日に発売になりました
2022年3月に発売した「着回し自在の大人服」。
せっかく頑張って作ったアイテムを組み合わせて、自由自在に楽しめたらどんなによかろう、と思い作った1冊でした。
たくさんの方々に喜んでいただき、このたび第2弾を発売することになりました。
「うちの洋服はそっけない。愛想がない。だからこそさまざまアイテムを組み合わせてもそれぞれを邪魔することなく、しっくりとまとまるのではないか」と洋服を作られたSEEK BASISの渡邊さんがおっしゃるとおり、1枚で着てもよし、組み合わせればさらによし、のアイテムを掲載しています。
普段はそのままサッと上下を組み合わせて、少しあらたまった席やおでかけには、ストールやアクセサリーをプラスしておしゃれ着に。
すぐに役立つコーディネート例を42パターン入れています。
ここでは掲載作品のいくつかをご紹介します。
「三角あきのプルオーバー」
ブラウスとしても着られつつ、セーターのようにも楽しめるようなものができないかと作られた1着です。
1枚で着るのはもちろん、タートルネックやTシャツの上に着て楽しむこともできます。
半袖、長袖の両方が作れ、「シンプルだけれども、おしゃれ」。その一言につきます。
担当、いち推しの「裾ベントプルオーバー」。
ベント、っておわかりでしょうか。コートやスーツの後ろ中心の裾側に入った切り込みのことです。
そのベントが左前裾に入ったデザイン。
風が抜けるので涼しいのはもちろん、デザインポイントになっているんです。
ベントのあき部分から、インナーが見えたりしないのだろうか…
と思ったのですが布が重なっているので見えづらく、裾もやや長めなので、見えてもボトムのみ。
安心して着られます。
「スエットパンツ風パンツ」。
カットソー素材のスエットパンツのラクチンさを保ちつつ、オンオフ問わずにはけるパンツがほしくて布帛(一般的な布)で作ったという1本。
「旅行に持っていくといろいろなものに合わせられてすごく重宝する」と言われているスグレモノです。
お腹周りやヒップ、太ももはゆとりがあり、ひざから下をやや細くしているので、プルオーバーと合わせても、
チュニックやワンピースと合わせてもバランスよく見えるかと思います。
シンプルだからこそ、アクセサリーなどで自分らしさをプラスし、生活の中で生きる服として育ててみてください。
春のお出かけはもちろん、1年じゅう楽しめるアイテムを揃えていますので、作って、着て、楽しんでいただけたらうれしいです。