『丁寧に作って長く着る服』が４月２８日に発売になりました

布端の始末をジグザグ縫いではなく、高級ブランドで見られるような、折り伏せ縫いや袋縫い、パイピング始末といった方法で仕上げる1冊です。

ジグザグ縫いより少し時間はかかりますが、布端が直接、肌にあたらないので肌にやさしく、

裏側の見た目が美しく、長く着られるよさがあります。

この本では、ブラウス、パンツ、ワンピース、コートなど１年を通して楽しめるアイテムを掲載しています。

おすすめしたい点や、作品をご紹介していきます。

重ね着スタイルが好きな著者らしいアイテム

こちらはジレつきブラウス

布帛で作る、シンプルなTシャツ風ブラウスにジレを重ねて。

立体感とメリハリがでてTシャツ１枚では心もとない感じが解消されます。

プリーツジレドレス。

前・後ろ身頃が肩だけつながっている面白いデザイン。

写真はVネックですが、反対側はラウンドネック。どちらを表にしても着られます。

カシュクールベスト

これまた前後ろ逆にも着られるベスト。

ひもの結び方で全く違う印象になります。

今回掲載しているパンツとセットアップにするのもおすすめ。

シンプルだけれども少しだけ個性的なアイテムたち

クラシカルフレンチブラウス

スタンドカラーのTシャツ風ブラウスに見えますが、前身頃の左右に裾までの長いタックを入れてアクセントに。

よそいき、にもなる１枚です。

肩フラップジャケット

さらりとカーディガン感覚で羽織れるようにと考えられた軽やかなジャケット。

トレンチコートなどで見られるフラップがポイントになっています。

セミタイトスカート

「ロングでもミニでもなく、ギャザーを入れないスカートを作ってほしい」と頼まれて制作されたゴムスカート。

ウエストゴムなのにかわいいではない、かっこいいストンとIラインのシルエットです。

肩フラップコート

肩フラップジャケットの丈を伸ばしてコートに。

ボタンは衿ぐりに2か所につけるだけの簡単仕様ですが、打合せをダブルにしているので安心して着られるはずです。

パンツもとっておきの2本を紹介！

タックテーパードパンツ

裾に向かって少し細くなるラインのパンツ。

やや細身なのでワンピースの下にはいてもすっきり見えます。

タックテーパードパンツをはくとこんな感じ。

著者の藤田さんは少しずつ形を変えてテーパードパンツを作られているそうですが、これが今のベストとのこと。

タックワイドパンツ

ゆったりとラクな履き心地で、お客様から生地違い・色違いで作って、とリクエストも多いそう。

表紙のピンクのパンツもこのパンツです。

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