本日発売!「アレンジ自在のパジャマ大全」
2024.07.19
『アレンジ自在のパジャマ大全』が7月22日に発売になりました
最近は綿100%のパジャマを見つけるのがなかなか大変、ということにお気づきの方はいますでしょうか。
布の値段もあがっているようで、化繊混紡地で作られているパジャマを多く見かけます。
手づくりすれば、綿100%、リネン100%、シルク100%の布などを使うことも可能。
好きな肌触りの1着ができ上がります。
私はパジャマにポケットがついていないと嫌なのですが、著者の香田あおいさんはポケットの必要性を感じられないそう。
ポケットのありなし、衿つきなのか衿なしなのか。
暑がりで半袖・短パンが好きな方、寒がりで夏でも長袖・長ズボンにしたい方。
パンツをはきたい方、ワンピースでパンツがいらない方。
人によって本当に好みはいろいろだと思います。
様々なパーツから自分にとって一番のパジャマを作れるのがこの本です。
ここでは掲載作品のいくつかをご紹介します。
角衿×前ボタンのベーシックなデザインです。
トップスの裾側に四角いポケットを2つつけました。
前をあけて羽織もののように着るのも素敵です。
パンツには脇ポケットをつけてあります。
パイピングテープを衿、前端、袖口、ポケット、パンツの裾につけることで、まるで高級ホテルのパジャマのような仕上がりに。
ボタンとパイピングテープの色を合わせるのがおしゃれに仕上げるコツです。
衿つきが苦手な方におすすめのVネック。
衿ぐりがあきすぎないので肩を冷やすこともなく、安心して着られます。
袖口にゴムを入れてあるので、洗顔の時には袖口をひじまであげるだけで、袖を濡らさずに洗顔ができるんです。
袖口のゴムの役割、この本を作って初めて知りました。
ワンピースタイプも紹介しています。
長めの前立てとバンドカラーの衿をつけることで、ながーいワンピースのアクセントに。
両脇にたたきつけのポケットをつけているのできちんと見えるため、普通にワンピースとして街中で着てもよいと思うデザインです。
ショートパンツも掲載。
猛暑の今は、ショートパンツに限ります。
前・後ろパンツの股下がつながっている型紙なので、股下を縫わずにあっというまに作れるのも魅力。
縫い代が肌にあたらないていねい縫いの仕方も掲載していますので、肌が弱い方、肌触りのよりよいものを作りたい方はぜひ。
介護用・授乳用としては、ボタンの代わりに面ファスナーボタンでとめるパジャマがおすすめで、そういうものも載せています。
この1冊があればどんなパジャマでも作れるのではないかというものになったかと。
パジャマとして着るのはもちろん、部屋着にしたり、だれかにプレゼントするのも素敵だと思います。
手づくりパジャマ、楽しんでいただけたら幸いです。